OS のアップグレードを行う前のキャッシュ削除

Fedora のアップグレードを頻繁に行っていたマシンで、「/」パーティションが不足する事態が発生した。

知らべてみると、「/var/cache/PackageKit」が数ギガの容量を専有していた事が原因だった。

今回はソノことについて解説してみようと思う。

 

/var/cache/PackageKit

Fedora の場合、キャッシュと呼ばれながらも、「/var/cache/PackageKit」のキャッシュには不具合がある様で、古い OS のキャッシュが削除されずに残っていた。

# ls /var/cache/PackageKit
24 25 26
# rm -rf /var/cache/PackageKit/24 /var/cache/PackageKit/25

もしも、Fedora 26 を使用していて、その他の数字が出てくるようであれば、それらはデッドスペースなので、削除して構わない。

また、現行の Fedora のキャッシュが数ギガの容量を専有している場合は、コマンドから削除するのが望ましい。

$ sudo pkcon refresh force -c -1

「df」コマンドで「/」パーティションが80% を越えているようなら、確かめた方が良いかも知れない。

$ df
ファイルシス                1K-ブロック       使用    使用可 使用% マウント位置
devtmpfs                        3878188          0   3878188    0% /dev
tmpfs                           3891672          0   3891672    0% /dev/shm
tmpfs                           3891672       1912   3889760    1% /run
tmpfs                           3891672          0   3891672    0% /sys/fs/cgroup
/dev/mapper/vg_zeus-lv_root    51475068   35763056  13074188   74% /
tmpfs                           3891672         92   3891580    1% /tmp
/dev/sdb1                        487652     259745    198211   57% /boot
/dev/mapper/vg_zeus-lv_home  1860721512 1228499760 537679520   70% /home
tmpfs                            778332         16    778316    1% /run/user/42
tmpfs                            778332         32    778300    1% /run/user/500
$

 

 

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